【遠くはなれていても】

福島県いわき市の山間の集落から広島県福山市に避難中の、斗冶(とうや)くんという小学5 年生の少年がいます。斗冶くんが住んでいた一帯は、

震災時の自分や家族の様子を紙に書くいわき市の幸太くん
震災時の自分や家族の様子を紙に書くいわき市の幸太くん

斗冶くんには、離ればなれになってしまった親友の幸太(こうた)くんがいたのです。そこで、その幸太くんに会ってみると、遠く広島にいる友を想い、手紙を書いたという話をしていました。

僕自身も子どものころ、2~3年ごとに引っ越しを繰り返していたので、引っ越し前の友達のことを忘れないでいることの大変さは、相当なものだろうと感じま した。ふたりの友情を応援することができたら。今の状況を、僕のように外側からでなく内側から記録し、表現してもらえたら・・・。そう思った僕は、斗冶く んと幸太くんに 「一緒にKids Photo Journalをやろう」と声をかけたのです。

真剣なまなざしで幸太くんからの手紙を読む福山市の斗冶くん
真剣なまなざしで幸太くんからの手紙を読む福山市の斗冶くん

3/11 Kids Photo Journal

佐々木康