2015年夏の活動第一弾 報告② in 石巻

photo by ©Tetsuya Tadano/Miyagi/311 Kids' Photo Journal
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7月28日夜、今年度の夏の活動として、宮城県石巻支局の只野哲也君と打ち合わせを行ってきました!

今年の春から高校に進学した哲也君は柔道部に入部。厳しい練習の成果か、以前よりもひとまわりもふたまわりも、体が大きくなっているようです。打ち合わせ当日も部活の練習があったそうですが、ご自宅に伺い、哲也君の写真にたいする思いや今後の活動について話し合ってきました。

photo by ©Tetsuya Tadano/Miyagi/311 Kids' Photo Journal
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哲也君は以前から、『空』をテーマに撮影しています。この活動をはじめた時から、一番撮りたいものが変わってはいません。今回も日々の生活のなかで撮影した故郷・石巻の写真を送ってくれました。

哲也君は写真のみならずキャプションについても彼なりの持論を持っています。鑑賞者に写真を見たままに感じてほしい彼としては、「キャプションをつけ過ぎると、見る人の自由を奪ってしまうのでは・・・」と感じていると言います。この哲也君の疑問は、写真を撮っていく上で、非常に大切な部分を含んでいます。キャプションには、写真に映る内容をより詳しく知らせる効果がありますが、文字をつけることによって先入観が生まれ、正面から写真と向き合うことを難しくさせる一面も隠されています。事実、キャプションをつける写真家がいる一方で、文字を排し、鑑賞者に写真と向き合うことを促す写真家も存在します。哲也君の意見は、写真としっかり向き合っているからこそ生まれてくるものであり、日々の生活を感じるままに切りとる彼の写真ともマッチする考えでした。

大人顔負けの考えを持つ哲也君とKPJ代表・後藤が話し合った結果、哲也君にはこれまで通り、彼が直感で捉えたいと思ったときにシャッターを押した写真を送ってもらい、今まで通り発表していく形をとることになりました。 また、身近な記録として、自宅の庭でおばあさんが育てている家庭菜園の野菜の成長を記録することにも興味があると言っていました。

photo by ©Tetsuya Tadano/Miyagi/311 Kids' Photo Journal
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高校に進学して忙しさのます中で、哲也君が日常をどのように感じ、どんな瞬間を捉えて写真をのこしていくのか。時々こうして会う中で交わす会話から、私たちはいつも大きな学びと気付きの機会をもらっています。

 

3/11 Kids Photo Journal 事務局