子どもたちは夏休み真っ只中です。
8月最初の週末、3/11 キッズ フォト ジャーナルは福島県、宮城県、岩手県のキッズ記者たちに会いに行ってきました。
久しぶりに会うキッズ記者たちの更なる成長を目の当たりにした、とてもたいせつな時間になりました。
活動一日目の8月6日、朝一番で福島市の菅野大輝くんと待ち合わせ、大輝くんの故郷である飯舘村へ向かいました。
大輝くんはこの春高校卒業と同時に3/11 キッズ フォト ジャーナルの活動も終了しましたが、その後も一人で故郷の写真
を撮り続けています。
政府は全域に避難指示が出ている飯舘村に対し、放射線量が高い期間困難地域を除き、来年3月31日に指示を解除する方針
を示しました。
大輝くんのおじいさんとおばあさんは、来春から飯舘村で生活できるよう、片づけや準備で忙しくしているそうです。
この日も、おじいさんは早朝から飯舘村の家で作業をしていました。
大輝くんはおじいさんの自宅前でのセルフポートレートや近所の風景などを撮影しました。
今も除染作業が続く飯舘村では、この日も作業用のトラック、作業員の方々、そして汚染土などを詰めたフレコンバッグが
多く見られました。
いずれ大輝くんからこの日に自身が撮った写真を基にした記事が届いたら、ブログにアップいたしますのでどうぞお楽しみに。
3/11 キッズ フォト ジャーナル

おじいさんと自分のセルフポートレート撮影の準備をする大輝くん。二人の写真家のアドバイスを聞きながら。

セルフポートレートの位置を確認中。

シャッターを押したら予め設定した所定位置へ移動。こんな時も大輝くんは落ち着いていて、決して走ったりしません。

飯舘村のおじいさんの家にて。おじいさん手作りの掘りごたつ。

家の裏山に祀られている氏神様を撮影する大輝くん。

飯舘村比曽地区の様子を撮影中。

飯舘村比曽地区

飯舘村

P.S.
撮影の後は、福島市の「風と木」さんでおいしくて身体にやさしいお昼ごはんをいただきました。
昼ごはんの後、この日撮った写真をダウンロードして写真家と話をする大輝くん。
ちなみに「風と木」さんは、3/11 キッズ フォト ジャーナルのキッズ記者としてこの春まで活動していた丹治兄弟の
おじいさんとおばあさんが営む、すてきなカフェ&ギャラリーです。http://www.fuutoboku.com/
この日は突然伺ったにもかかわらず、偶然丹治兄弟のお兄さんの方、基規くんと再会することができました。
なんともうれしい時間でした。
3/11 キッズ フォト ジャーナル
コメントをお書きください