宮城県丸森支局の新しいメンバー、太田蕗ちゃん(9才)から初めてのフォトジャーナルが届きました。
蕗ちゃんが暮らす丸森町筆甫は福島県と隣り合う山里です。
昔ながらのやり方でお味噌をつくる太田家の子どもたちは、自然とともに暮らしています。
これまでも蕗ちゃんのお兄さん、お姉さんの和馬くん、あま音さん、玄周くんがキッズ フォト ジャーナルに参加し、筆甫の暮らしや震災の影響などを伝えてくれました。3人に続いて、今回は蕗ちゃんがふるさとを撮り、キャプションをつけてくれました。 動物に心寄せる少女のジャーナルです。
3/11 キッズ フォト ジャーナル事務局

左側がリクです。私の大好きなリクです。歯も悪いし、耳も聞こえないけど、とても元気です。
16歳ぐらいです。
右側がクリです。大好きです。
もう目も見えないし、耳も聞こえなくて物にぶつかることが多くなりました。すぐに疲れてしまって散歩で遠くには行けません。
でもモグラ掘りだけは元気にすごく楽しそうにやっています。クリは17歳です。

家の中で捕まえたハツカネズミです。家の中で走りまわっていたのを父ちゃんが捕まえてかごに入れました。
ネズミは嫌われ者ですが、私は小さくてかわいいと思いみなさんに見せたいと思ったので撮りました。

うちの犬が持って来たイノシシの骨です。
震災後、福島県では人が少なくなって野生動物が増えたと言われています。
私の住む筆甫地区も福島県境なのでイノシシの被害が多くなりました。
骨の形がかっこいいと思ったので写真を撮りました。
太田蕗 丸森支局 9才
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